旧三福

旧三福

MENU

蒔絵師 大下 香征 トーク

開催日時 2014/12/15(月) 19:00 - 21:00

蒔絵師「大下 香征」(おおした こうせい)神奈川県小田原市出身の日本の伝統工芸である蒔絵師として絶賛活躍中
●漆工芸大下香仙工房
 日本の伝統工芸である蒔絵は海外に類例のない日本独自の漆芸技法で古くは日本の奈良時代(710 年~794 年頃)の正倉院宝物に蒔絵の初例があります。主に大名道具として豪華絢爛かつ高度な技術を培ってきた蒔絵は、江戸末期には財力のあった町人たちの趣向品(町人文化)としても花開き、明治中期に最盛期を迎えました。後に技術力の高い生産地として東京・京都・金沢が発展し、外貨を稼ぐ日本の有力な輸出品としても成長していくこととなる蒔絵は、フランスのマリー・アントワネットお気に入りの調度品だったとも言われております。そして今も日本で独自に発展した技術として継がれてきています。
291978_378314542241182_1102682054_n

10151316_641428975929736_5480729524472782645_n

漆工芸大下香仙工房(うるしこうげいおおしたこうせんこうぼう)は、初代・大下雪香が金沢で習得してきた高度な装飾技術を要する加賀蒔絵を故郷の山中の地で広め伝えるべく1894 年(明治27 年)に創立されて以来120 年余り、代々蒔絵を作り伝えてきました。現代に入っても主に茶器・棗の制作などに加え、印籠や根付けといった美術工芸品を制作する傍ら、国内外万年筆メーカーの高級蒔絵万年筆の意匠開発から蒔絵の仕立てまで一貫したデザインと生産を長年に渡り手掛けるなど、高雅で清冽な加賀蒔絵の技による美意識を築いています。

●classic ko
315371_365154803557156_1430294183_n

 「古典的な、一流の、時代に左右されない」などの意味をもつ[Classic /クラシック]。初代「雪香(せっこう)」より代々受け継がれる「雅号」としての「香(Ko)/コー」。「Ko」は、「その人の美意識・感性を[ 香り] として纏う(まとう)」という意味も込めています。 自分自身の人生における時間の中で、自分らしく心地よく過ごさせてくれる音楽やお気に入りの香水の香りのように、一人一人にとっての高揚感と豊かさに繋がるクリエイション。
「Classic Ko」は、時代を経て受け継がれてきた装飾技術『蒔絵・漆』の手技を駆使しながらも、現代の感性によって継がれる独自のミックス感覚を持った「美しさ」を築いています。
今回は暮らしの教室として以前からオファーしていた所、地元小田原に来れる日が確定しましたので気軽なトークイベントをしてくれることになりました。当日は蒔絵とはどんな物なのか実物も持ってきてもらえます。私もまだ写真でしか見た事のないので楽しみです。蒔絵とはどんな物で彼にはどんな想いがあって今後どんな蒔絵師になっていきたいのか?幼馴染みが来ると恥ずかしと言ってたので恥ずかしがらせちゃいましょう(笑)でも成長した こっしん いや!大下香征と会えるのもなかなか機会が無いと思いますので是非お越し下さい♬

参加費:1,000円